高潔を保て

オレはデキる、しかしヤツはデキない、という慢の心が跋扈している。

慢の心は承認欲の不満。それを鎮め、真に満たすことができるのは他人ではなく自分。

この不動の心のみ。

依存心を完全に葬り去り、助け合いの心に取って代わらせよ。

怒りが湧いたら息をよく吸え。とにかく。

裁く人間になるな。そして裁かれる意識を捨てよ。

裁く、裁かれるという価値基準を捨てよ。

裁く権利もないし、裁かれるようなことは何もない。

裁かないし裁かれない。断罪しないしされない。

怒っているときこそ瞑想せよ。ニュートラルに戻る場所。

父の裁きを受ける必要も無かったし、母の罪悪感を受け継ぐ必要も全くなかったのであるから。

やさしいのと従順なのは違う。心の強さと強圧なのが違うように。

理想と現実のギャップに苦が生じる。ありのままの事実を見よ。

理想(=妄想)をあきらめよ。求めるな。手放せ。

ギャップに、自分の都合のいい理由をつけるな。

ありのままの小さな自分を直視しろ。ネタにしろ。東野幸治氏のように。

いっさいの期待をするな。積極的にあきらめろ。

小さな己を直視した上で、おのが心はおのが守れ。

深く息をして深く落ち着け。

落ち着きを湛えよ。常に。

不安があるのに不安を見ようとしないから落ち着かないのだ。

苦しむのは自分に納得がいってないからだ。

自我がぐちゃぐちゃになろうと、コントローラーがバランスをとり、おくびにも出すな。

高潔を保て。

さすればあとから振り返って自分に納得がいかないということはないだろう。

美しくあれ。

見苦しいことはするな。

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